けいのブログ

Key's Bricolage-log

【語りたい】#1 ムシャの真意/N様は◯◯◯、イエローは◯◯◯【ポケスペ考察】

■テキスト版はこちら。要点だけ知りたいという人やスマホの人はこちらをどうぞ。

keypksp.hatenablog.com

 

■この記事はそのテキストの元になった議論(?)を編集したものです。PC推奨。

 

登場人物紹介

けいちゃん:このブログの主。特性「よちむ」は安心感があって好き。

司会:司会。

 

 

 

はじめに 〜イエローに心を射抜かれて〜

司会:考察・感想をするコラム編はこれが初めてなので、まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

けいちゃん:はじめまして。けいちゃんと申します。

ポケットモンスターSPECIAL歴はけっこー長いです。特に好きな章はイエロー編(2章)とファイアレッドリーフグリーン編(5章)かな。

 

けいちゃん:といつつ実は恥ずかしながら出戻り組でもあるんです。ダイヤモンド・パール編(7章)の途中で一度落ちちゃってて。

ちょっとした巡り合わせでオメガルビーアルファサファイア編(13章)で戻って来て、X・Y編(12章)とサン・ムーン編(14章)にハマって再び火がついた感じです。

 

司会:そうなんですね。

 

けいちゃん:そして復帰した際にいろいろポケスペを読み返したり考え直したりしたんです。そしたらすっかりイエローに心を射抜かれてしまって。

 

司会:(笑)昔はどうだったんですか?

 

けいちゃん:昔からわりと好きだったんですけどここまでではなかったです。ファイアレッドリーフグリーン編のイエローの可愛さに何だかどきどきする程度には。

 

司会:それは既にやられているじゃないですか!

 

けいちゃん:違うんです!決して恋愛的な意味とかではなくて、人ではない存在の気持ちを読み取れる可憐な少女っていうキャラ造形に弱いんです。他の作品では「交響詩編エウレ◯セブン」のエウ◯カとか、「デジ◯ンアドベンチャー」の八神ヒ◯リとか…

 

けいちゃん:これは完全に余談ですけど、昔デジ◯ンのウエハースのおまけでヒ◯リのカードが当たったんですけど、直視できなくてもう1枚当たったタスク◯ンというやられ役カードばっかり見てました。

 

司会:……それは筋金入りですね。

 

けいちゃん:復帰してからは真斗イエローの良さもさらに感じるようになって。区別する必要もないと思うんですけど真斗/山本イエローどっちも大好きなんです。

 

 

ムシャはなぜブラックの元を去ったのか?

司会:ですが、今回はBW編の主人公ブラックのてもちであるムシャ(ムシャーナ)について語りたいと聞きました。

 

けいちゃん:ハイ。イエローについて考えていると何かムシャに辿り着いちゃったのでそれでいきます!

きっと面白いはずだから「何だイエローの話じゃないのか」ってブラウザバックしないでね!

 

司会:では参りましょう。ズバリ「ムシャはなぜブラックの元を去ったのか?」がテーマですね。

 

けいちゃん:そう、単行本でいうと49巻#510 VSダイケンキ のことですね。N様とブラックのやり取りの後、ブラックの元をムシャが去っていくシーンです。ちなみにまだここだとムンナですね。

 

司会:あそこ、けっこう難解なシーンですよね。その後ポケモンリーグ決勝にてムシャは進化してブラックの元に戻ってくるわけですが、正直それらの間にムシャが何を考えているのかよくわからなくて…

 

けいちゃん:おまけにムシャの真意って作中で明確に語られたことがないですから。

 

司会:BW編ではムシャは登場キャラクターたちの中でも特に謎めいています。

 

けいちゃんそれがすごい魅力なんですがその話はちょっと後に。そんな中、ムシャの真意に迫ることができたほぼ唯一の人物がN様です。なぜなら、N様はポケモンの「声」を聞くことができる。

あ、ちなみに今回ここで取り上げているのは「ポケスペのN」様であって「ゲームのN」は含んでいませんよー。念のため。

 

 

ムシャが語ったこと

けいちゃん:さて、このシーンではムシャとN様はやり取りをしているわけですが、その内容はざっと以下の5つと考えられます。

  1. ブラックの夢の味が変わってしまっておいしくない、食べたくない
  2. いつでもエサにありつける
  3. (ブラックとムシャの間にあったのは)ただのギブ&テイク
  4. 「夢」がわき出てこなくなったんだったら、いっしょにいる必要がない
  5. もともと絆なんてなかった

 

司会:そうですね。

 

けいちゃん:で、私はこの5つ、「ムシャが実際に言ったこと」「N様が付け足したこと」が混ざっていると思うんです。

 

司会:全部が「ムシャの真意」じゃないということですか?

 

けいちゃん:ハイ。

 

司会:まあ言われてみればそうですよね。「いっしょにいる必要がない」とか「絆なんてなかった」は、その後ムシャーナに進化して帰って来たことで否定されていますもんね。これは確かにNの「付け足し」かも。

 

けいちゃん:ふふふ。

 

司会:え?何ですかその笑いは…

 

けいちゃん:それらは「ムシャが実際に言ったこと」かもよ〜。

 

 

ムシャはポケモンらしいポケモン

司会:いや、ありえないでしょう?そんな考察はストーリーと矛盾しますよ。

 

けいちゃん:まぁまぁ落ち着いて。順番にいきましょう。

 

 

けいちゃん:確実にムシャが言っているのは「1. ブラックの夢が〜食べたくない」「2. いつでもエサにありつける」だと思うんです。

特に「2. 」は作中のセリフでわざわざ「 」が付いていて、そうやって強調してある以上これはなんだかムシャの真意っぽい。

 

司会:はい、「1. 」はいいですよ。描写を見ても納得できます。ただ「2. 」はそうだとするとなんだかなぁ…

 

けいちゃん:え、どうしてですか?

 

司会:だって、なんだか打算的な気が…

 

けいちゃん生き物にとってエサは大事だし、元々はブラックのおいしい夢をいっぱい食べていたんだから、別にいいんじゃないかなぁ。

 

けいちゃん:54巻(BW2編)の海底遺跡で先輩方*1が言うように人間と他の生き物では考え方、振る舞いが似ていてもどこか異なっている部分もあると思うんです。

人間だと「いつでもエサにありつける(から一緒にいる)」はどうしても打算的な匂いを感じてしまいますが、ポケモンにとってはそうではないかもしれない。

ここは正直言葉を連ねるよりも犬とか猫とかペットを飼ってみればわかる…じゃダメかなぁ?

 

司会:ああ、なんとなくわかった気が…

 

けいちゃん:彼ら彼女らはエサをくれる人に懐く(=愛情をくれたり忠誠心を示す)けど、それは別にエサの量に比例してとかじゃなく…「あげたり」「もらったり」だけどギブ&テイクではない。

 

司会:はい、はい。

 

 

けいちゃんポケスペに話を戻すと、ここにはN様の「ギブ&テイク」が後ろにくっついているからどうしてもムシャを人間的に捉えてしまうと思うんです。

だけどやっぱりムシャはポケモンなので人間の考え方とは違っているはずで。ただ、それを聞いたN様が「解釈」を加えてしまった。

 

司会:これが最初に言っていた「N様が付け足したこと」なんですか?

 

けいちゃん:ハイ。だから結論に行っちゃうと「1. 」「2. 」は必然的に「ムシャの真意」。

反対に「3. ただのギブ&テイク」は「N様が付け足したこと」で「ムシャの真意」ではない、と思うんです。

 

 

けいちゃん:ここ一応説明しておくと、あの時点のN様は「ポケモンと人間が一緒にいる」ことの意味を理解できていなかった。

人間はポケモンを傷つける存在で、ゆえにポケモンを人間から「解放」すべきだと思い込んでいたわけですよね。

 

司会:そうですね。

 

けいちゃん:なのでN様からしたら「そんなイヤイヤな関係なんだから、一緒にいるんだからそこには相応の理由があるはず」、だからその理由とは「損得」以外にはないはずだ…と無意識に思っても不思議じゃない気がするんです。ゆえに「ギブ&テイク」。

 

けいちゃん:「大人が嫌でも仕事に行くのは、お給料という対価があるからだ」みたいな…

 

司会:(苦笑)

 

 

けいちゃん:あ、ついでに余談ながら。ムシャの魅力ってこの生き物らしさ、ひいてはポケモンらしさで、ポケスペの魅力の1つはこういうポケモンの「ポケモンらしさ」もちゃんと描かれていることだと思うんです。ポケモンは人のそばにいるけれど人とは異なる存在でもある、という。

 

 

N様は◯◯◯、イエローは◯◯◯

司会:なるほど、少し言いたいことがわかってきました。ここまでで

  • ブラックの夢の味が変わってしまっておいしくない、食べたくない
  • いつでもエサにありつける

は「ムシャの真意」で、

 

  • ただのギブ&テイク

は「N様の付け足し」ではないか?という考察が出ました。じゃあ残りのはどうなんでしょう?

 

けいちゃん:残りは

  • 「夢」がわき出てこなくなったんだったら、いっしょにいる必要がない
  • もともと絆なんてなかった

ですね。これ、正直どっちが言っていてもいいというか…どっちだとしても一応意味は通じるんですよね。

 

司会:えーっ、やっぱり納得いきません。ムシャが言ってるんだったら何だかブラックに対して冷たすぎるように思うし、だからやっぱりこれは「N様の付け足し」なんじゃないですか?

 

けいちゃん:じゃあまず「N様の付け足し」説の方から検証しましょうか。

 

 

けいちゃん:私は「N様の付け足し」だった場合、話が本題から少しズレるんですがN様とイエローでは「ポケモンの気持ちを読み取る」の意味が違うんじゃないか?という仮説が立つと思っていて。

 

司会:お、ここで冒頭の話が。

 

けいちゃん:ハイ。私はN様はバイリンガル、イエローは超能力者だと思っているんです。

要するにN様は人間語とポケモン語の「多言語話者」で、イエローはいわゆる「テレパシー」

この違いはけっこう大きくて、おまけにムシャのシーンではそれが重要であるという。

 

司会:どう重要なんでしょう?

 

けいちゃん:まずテレパシー*2ですが、メリットは読み取ったものは間違えない。デメリットは、読み取られる側の心に浮かんでいないものはわからない。

 

司会:なるほど、確かにポケスペだと特に記憶を読み取るシーンでそれが表れていますね。心に浮かんでいるものは正確に読み取ることができるけど、心の傷などによってしまい込まれた記憶は読み取れないシーンがいくつかあります。

 

 

けいちゃん:ですです。一方、言葉によるコミュニケーションのメリットは言葉の「裏を読む」ことで、時に言葉を発した人すら思い至っていなかった心の奥を推し量ることができる点ですね。

 

司会:わかります。

 

けいちゃん:いい例は、観覧車でのN様とぶぶちゃん(ポカブ)のシーン。N様はあそこでぶぶちゃんが心に秘めていた「バトルしてみたい」という気持ちを見出したわけですが、あれは多分「言語的なコミュニケーション」をした結果なんじゃないかなぁ。

 

けいちゃん:ただしそれは、必ずしも「言葉そのもの」は使っていないかもです。最低でもぶぶちゃん側は。

ポケモンと人間(N)の「言語的なコミュニケーション」は51巻#521 でブラックが言っているように、私たちが普段している「言葉によるコミュニケーション」とはかなり異なっているものである可能性は高い。

 

司会:なるほど。あ、じゃあN様がポケモンの「声」と言っているのは…

 

けいちゃん:このこと、つまりポケモンの「言葉なるもの」を理解できるということを指しているんだと思います。

 

 

けいちゃん:で、ですよ。デメリットは、ゆえにこうした「推測」や「解釈」によって真意を読み違えることがあるという…

 

司会:誤解やすれ違いというやつですね。

 

けいちゃん:そうです。「4. いっしょにいる必要がない」「5. 絆なんてなかった」が「N様の付け足し」だった場合、N様は「1. 夢の味」「2. エサにありつける」からそう推測したんだと思うんですよ。

でもこれは、後にムシャがブラックの元に戻って来たことで、ムシャの気持ちではなかったように思える。

 

司会:そうですよね。

 

けいちゃん:ここで起きているのは「誤解」だとか「思い違い」と呼ばれるようなものであって、つまり、それはやっぱりN様がポケモンと「言葉なるもの」でコミュニケーションしているから起きたのでは?と思うんです。

「言葉」による副作用というか、言語的コミュニケーションの「裏面」。

 

けいちゃん:こうしたことはテレパシーだと起きないと思うんですよ。そしてこれはもちろん、優劣の話ではありません。コミュニケーションのやり方が違うというだけの話です。

 

 

ムシャはなぜそんなことを言ったのか

司会:ちなみにこの場合、N様はなんでそんな解釈違いを起こしたんですか?

 

けいちゃん:そりゃゲーチスのせいでしょう。

 

司会:(苦笑)

 

けいちゃん:あの当時のN様は世界の見え方が歪んでたってことです。それによって、ムシャの言葉も歪んで捉えてしまったという。

 

けいちゃん:そしてこれは実は「ギブ&テイク」の時点で取り上げている話でもあって。だから私的には「N様バイリンガル/イエロー超能力者」説は仮説と言いつつも、結構本気で信じているんです。

「4. 」と「5. 」がN様のものだった場合、それがより補強される…みたいに思っています。

 

 

司会:わかりました。じゃあここから最後のパートにいきますが、逆に「ムシャの真意」だった場合、なんでムシャはそんなことを言ったんでしょう?

 

けいちゃん言ったことそのままじゃないんですか?

 

司会:ええ〜…それだと何だかムシャのイメージが…

 

 

「絆」って何ぞや

けいちゃん:それを説明していくためにちょっと話の順番を変えて、こちらからいきましょうか。これすごい重要ですよ!

  • もともと絆なんてなかった

ですが、まず「絆」って何でしょう?

 

司会:ええっ?人やポケモンの強い結びつきでしょうか…

 

けいちゃん:半分正解です!が、正確に言うなら「人や馬などに縄や枷を掛けて自由を奪う」という意味があります!

 

司会:えっ、ネガティブな意味なんですか!?

 

けいちゃん:これは割と有名な話かもしれませんがポジティブな「結びつき」という意味はかなり新しい使われ方で、「絆」という言葉本来の意味は「束縛し自由を奪う」なんです。それを強い結びつきというならそう。

 

司会:ええ〜…!?

 

けいちゃん:その上でこのシーンを見てください。ムシャ、どっか行ってますよね?

ムシャはブラックに「絆」(ほだ)されてはいないんです。

 

司会:ああ!

 

けいちゃん「ムシャの真意」だった場合、ムシャはおそらくN様に言葉本来の意味で「『きずな』なんてない」と言ったと私は思うんです。

これなら別にムシャが言っていてもおかしくないし、むしろ意味がちゃんと通るとも言える。

 

司会:……ははあ……

 

 

けいちゃん:そしてここからが面白いところで。そうだとした場合、N様、何よりブラックはそのことを…

 

司会:あ、一般的なイメージの方で捉えちゃったんだ。

 

けいちゃん:……私の言いたかったことを取らないでください。

 

司会:すみません、つい。

 

けいちゃん:……まぁその通りです。そして実は、こっちこそが前の章で言っていた「N様バイリンガル説」の最大の根拠。N様がムシャの気持ちまでわかっていたなら「きずな」の意味を取り違うとは考え辛い。

これにはいい例えがあって「コガネ大阪人とそれ以外にアホと言ったらどうなるか」問題。

 

司会:??

 

けいちゃんコガネ大阪人の「お前アホやなぁ」には親しみの意味“も”あるけど、それがネイティブの感覚じゃない人に言うとただバカにされたと感じるというやつです。

言葉は発した側と受け取った側で持っているイメージが大きく異なっている場合がある。

 

司会:あぁ、なるほど…

 

けいちゃん:言葉によるコミュニケーションには常にこうした可能性があるわけです。

 

 

ブラックとムシャに「きずな」なんかない

けいちゃん:そしてここがさらに重要な点で、ブラックはこのことにショックを受けその後倒れたんです。つまり…

 

司会:ブラックはムシャに「絆」されていた…!?

 

けいちゃん:…ハイ、そうです…

 

司会:……すみません…

 

 

けいちゃん:…ええっと、じゃあここからは細かくいきますね!ムシャは旅の中で次第にブラックが色々なものに「絆」されていっていることを夢の味の変化から知っていたはずなんです。

 

司会:確かに。49巻に限ってもいきなり「オエップ」じゃなくてその前の話で「ウプ…」「オエ」と、そういう描写がありますね。

 

けいちゃん:そう、そして「絆」の中にはブラックのどうしてもN様と比べてポケモンの「声」をちゃんと聞けているのか…?という葛藤があって、そこにてもちである自分が否応無く関係しているのも勘付いていたと思うんです。

つまり、自分(ムシャ)がブラックを意図せず「絆」しているのも気付いていたと思うんです。

 

司会:なるほど!

 

けいちゃん:だからムシャとしてはどこかでその「絆」は断ち切らなければならず、それがあそこだったんじゃないでしょうか。

 

けいちゃん:ちなみに、この記事ではわかりやすくするために「絆なんてない」という現在形のニュアンスで喋ってきましたけどセリフは正確には「もともと、絆なんてなかったんだ。」なんです。

これは、さらに意味がわかりやすくなる。ブラックとムシャは「呪縛」し合う仲ではなかったわけですから。「もともと、『絆』なんてなかった」んです。

ムシャが「ない」と「なかった」どっちで言ったのかはわからないですけど、どちらにせよ意味は通るはずです。

 

司会:ああ〜、そう考えるとその後のムシャの行動も理解できる気がします。

 

けいちゃん:ハイ。「4. いっしょにいる必要がない」も、夢の味が変わってしまうような絆してしまう関係であるなら「いっしょにいる必要がない」。

 

司会:ネガティブな意味かと思いきや、こう考えるとまったく逆のポジティブな意味に見えますね。

 

けいちゃん:そう。その後ブラックは自身で「絆」(=自らの歩みを鈍らせる様々な呪縛)を断ち切ることで立ち直っていき、それがピークに達したタイミングでムシャは新たな姿となって帰ってきた…みたいな感じではないでしょうか。

 

司会:おお〜、ドラマチック。

 

けいちゃん:だからムシャの成長(進化)はブラックの成長も示している気がするんです。

 

 

まとめ

けいちゃん:「ムシャ説」は自分でも正直突飛だと思う瞬間があるし、繰り返しですが「N様説」だったとしても問題自体はないんです。

だけど「ムシャ説」だった場合ブラック、N様、何よりムシャの魅力がすごく際立つ気がするんですよ。ムシャがなぜ一度いなくなって、そこからなぜ戻って来たのかがすごくダイナミックに映る。

 

司会:そうですね、そして三者の思いが複雑に交差する感じというか。

 

けいちゃん:ハイ。そして「絆なんてない」と書くときつい表現に見えますが、実際はそっちの方が健全な関係のはずだと思うんです。

それはどういうことかというと、そういう関係とはいつでもいなくなってしまえる、だけど一緒にいたいから一緒にいる関係のことを指すからだと思うんです。

 

司会:そっちの方がエモいですね。

 

けいちゃん:ハイ。何よりこれはN様やホワイト社長がBW〜BW2編で辿り着いた考え方だと思うんです。つまり、BW編全体のテーマでもある。

 

司会:ああ!

 

けいちゃんブラックとムシャの旅路もここに重なっていて。だからムシャはBW編の、言葉は語らないけれどものすごいキーパーソンの1人(体)だと思います!

 

 

 

司会:まとめの方ありがとうございました。ちなみに途中から本文中でいくつか「きずな」となっていましたが、何で「絆」と書き分けていたんですか?

 

けいちゃん:良いところに気づきましたね!それはこの記事を書くためにある調査をしたからで、その結果を反映してのことです!

ポケスペの全セリフから「絆」が何回出ているのか/どう使われているのか、をカウントしました。

 

司会:なるほど…えっ!?ぜ・ん・せ・り・ふ…?

 

 

けいちゃんハイ。大変でしたが、おかげでそこから色々な事実がわかりました!というわけで次回はポケスペにおける「絆」にまつわる調査・研究編です!

ここまでご覧いただきありがとうございました。それでは次回またお会いしましょう。バイバイ〜!

 

 

 

 

*1:コバルオンビリジオンテラキオン

*2:定義しだすとキリがないし検証とかできる気がしないのでざっくりとしたイメージで捉えてください